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累計 今日昨日 Black Rider's Adventures NZ旅行にてお世話になった Masaさん率いる Black Rider's Adventures LTD。 ニュージーランド南島北部に拠点を置くアドベンチャー志向の強い南島専門のツアーを組んでいる旅行会社。 我儘三昧奈僕らも 臨機応変に色んなアレンジをしていただいて まことに有難い限りと・・・。 Masaさんは武士です。 それでもって可愛いです。 イカス男だYO!!1 ツアーの事や日々の出来事を語る ↓↓ 「異国を自由気儘に・・・」 ↑↑ も、なんだかほんわかで楽しいのです。 INA 辻島航空 NZ90便 Nelson行き ニュージーランド旅行綴り開店しました。 以前の記事
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<ナゾカイメイ>スイス銀行
2006年 02月 14日
スイスのプライベート・バンクは、「銀行」とは言っても、預金だけをするところではありません。日本でいう「証券会社」的な機能も兼ね備えています(これを「ユニバーサル・バンキングUniversal Banking」と言います)。従って、銀行を通じて、株式、債券、ファンド(ヘッジファンド等を含む)を買い、銀行に保管・管理させることができ、しかも、ほとんど世界中の株式、債券、ファンドを買って、預金とともに一元的に管理させることができるわけです。 仮に、世界中の銀行や証券会社に口座を開いて預金や投資をするなら、口座開設手続きが面倒なだけでなく、送られてくる外国語の書類の山に埋もれて、自分の資産状態が現在どうなっているかを把握することすら容易ではなくなるでしょう。 しかし、スイスのプライベート・バンクを利用した場合、そのような不都合は生じないのです。 「ユニバーサル・バンキング」とは、普通は「銀行・証券の垣根」のない「何でも銀行」を意味しますが、スイスのプライベート・バンクの場合は「どこでも銀行」でもある、というわけです。 さらに、スイスのプライベート・バンクを利用する際の大きなメリットとして、「匿名性」が挙げられます。 例えば、アメリカ株を買うためにアメリカの証券会社に口座を開く場合、通常は米国の社会保障番号(居住者でない外国人がこれを取得するのはまず無理)が必要となりますが、それほど厳しくない場合でも、最近は納税者番号(これは原則として誰でも取得できます。取得方法は『完全日本語版アメリカ・ビジネスフォーム集』を参照して下さい)を求められるようになってきています。これは、要するに、アメリカ人でもないのに「アメリカの国民総背番号制度」の一員とならなければ口座は開けない、ということです。 仮に、これと同じように世界各地に口座を開いて投資するとすれば、その度ごとに、その国の「国民背番号」への加入を求められることになりかねません。そうでなくても、証券会社や株式・債券の発行企業、ファンドの管理会社などに個人情報を開示しなければいけないのは明らかです。 そのような形で個人情報が世界中に散らばったなら、どこからか投資家の秘密が漏れないと、果たして言い切れるでしょうか。 スイスのプライベート・バンクを利用するなら、銀行名義での投資をしなければならないという心配はありません。それというのも、銀行は、投資家個人の名義ではなく、銀行の名で投資を行うからです。従って、たとえ世界中で株式、債券、ファンドを買ったとしても、その真の所有者を知っているのは銀行(しかもごく少数の担当者)だけで、投資家の個人情報は、厳格なスイス銀行法に守られて外部には一切漏れない、ということになります。 これは、一般の銀行や証券会社を通じた取引との極めて大きな違いです。 この守秘性は、スイスのプライベート・バンクの最大の特徴の一つと言って間違いありません。 最近では、アメリカや日本の銀行でも「プライベート・バンキング」を標榜しているところが見受けられますが、外国人も含めた国民総背番号制を敷いている国は言うまでもなく、厳格な守秘義務が保たれないような制度、文化の下では、本来のプライベート・バンキングは成り立ち得ない、というのが当方の考え方です。 以上の理由で、本格的な国際分散投資をするなら、スイスのプライベート・バンクの利用はぜひとも考慮するべき選択肢であると言えます。
by ADULTPOUR
| 2006-02-14 10:58
| ナゾ
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